昨季2冠の三菱重工浦和は代表組欠場でドロー発進…日テレ東京Vは植木理子が2発で白星 WEリーグ杯が開幕

スポーツ報知
勝利して喜ぶ日テレ東京Vの植木理子(左)と松田紫野(写真提供:WE リーグ)

◆WEリーグ杯 第1節(26日)

 WEリーグ杯が26日に各地で開幕し、昨季2冠でA組の三菱重工浦和は千葉と2―2で引き分けた。なでしこジャパンMF猶本光ら代表メンバーは欠場した。今季から参入のC大阪堺はノジマ相模原に2―0で勝利した。広島はマイナビ仙台に4―1で勝った。

 B組では日テレ東京Vが同代表FW植木理子の2得点で長野を2―1で下して白星発進した。ベレーザでは植木の他に、藤野あおば、田中桃子の代表組も先発出場した。

 なおリーグ杯決勝は10月14日に等々力競技場で行われる。リーグ戦は11月11日に開幕する。

 またなでしこジャパンは9月23日に北九州でアルゼンチン代表と対戦。10月下旬にはパリ五輪アジア2次予選に挑む。

 * * *

 三菱重工浦和は代表組を欠く中で2―2で引き分けた。1点を追う前半45分にINAC神戸から加入したMF伊藤美紀が同点ゴールを決めた。勝ちきれない試合となったが、楠瀬直木監督は「非常に良い引き分けだった」と説明。「対戦してみてやられる部分もあったり、取れそうで取れない部分もあったり簡単に失うところもあったり、というのが出てきた」と指摘。代表組がいない中でチャンスをもらった若手は十二分にアピール出来ず悔しい思いもした。「ロッカールームで歯を食いしばっていたので、本当の実のある引き分けだった」と、1年間戦っていく上で、この日のドローを実りあるものにつなげていく。

サッカー

×