Ｊ１のＦＣ東京ＦＷ仲川輝人が１７日、アウェーで戦う１９日の古巣・横浜Ｍ戦（日産）へ向けて、前回対戦での雪辱を果たす決意を語った。

　昨季までの横浜Ｍ時代に慣れ親しんだ日産スタジアムでの試合に「敵として日産スタジアムでやると思っていなかったので、不思議な感覚はある」としながらも、「慣れ親しんだピッチで楽しみにしている。日産スタジアムでやりたいという気持ちは、移籍を決めた時から思っていた」と意気込みを語った。

　去年までのホームで古巣と戦う感慨だけではない。前回、味の素スタジアムで行われた６月３日の対戦では、自身のアシストもあり一時はリードを奪いながらも、逆転負けを喫していた。

　「逆転されて悔しかった。数的不利な中でも最低限勝ち点１を取りたかった。その悔しさを晴らすために、日産スタジアムで勝ち点３を取るのが一番大事」と勝利への強い気持ちを示した。

　６月２４日の名古屋戦で左膝内側側副靱帯（じんたい）損傷での離脱から、１２日の京都戦で後半に途中出場して復帰を果たした。患部には「まだ痛みはある」としたが、横浜Ｍ戦では先発出場の可能性もあり「同じ相手に２回負けちゃいけない。責任感を持ってやりたい」と話していた。