浦和スコルジャ監督、サポ騒動の名古屋と18日に再戦「ピッチ上のパフォ―マンスを上げることに集中」

スポーツ報知
浦和のスコルジャ監督

 浦和のマチェイ・スコルジャ監督(51)が16日、オンラインで会見し、18日のホーム・名古屋戦(埼玉)へ意気込みを語った。

 13日の広島戦は後半ロスタイムに逆転ゴールを奪われ、今季初の逆転負けを喫した。指揮官は「30分をすぎた頃から強度が落ち、チームのルールも少し乱れた。期待はずれの結果が続いているが、我々が進んでいる方向は間違ってないという信念のもと、今までやってきたことに継続性を持たせたい」と力を込めた。

 リーグ4戦勝ちなしで4位。首位・神戸との勝ち点差は9に広がり、優勝戦線から一歩後退した。今季は残り11試合。「リーグ戦でも勝ち点33が残っているので、さらにハードワークしながら続けたい。中断明けから2週間がたち、勝ち点差が悪化した。次の試合で勝ち点3を取ることを考え、優勝へ希望を持って戦いたい」と、逆転Vを諦めない姿勢を強調した。

 対名古屋は今月2日に天皇杯4回戦で0―3と大敗した。18日の試合は、前回対戦時に得点を奪われたFWマテウス、ユンカーは不在。指揮官は「永井(謙佑)や森島(司)がスタメンに入ってくる可能性がある。前回とタイプが違う選手になる。だけど、チームのスタイルは大きく変わらない。いつもホームゲームで見せてる姿、ハイプレスかけて押し込んでプレーする試合にしたい」と気合を入れた。

 前回の大敗後は浦和サポーターがピッチに乱入し、相手サポーターや警備員と小競り合いになる騒動が起こった。約2週間ぶりの再戦となるが、スコルジャ監督は「私はピッチ上のパフォ―マンスを上げることに集中したい」と話した。

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