浦和スコルジャ監督「中島が早く先発で出場できるのを願ってる」　ＦＷカンテとの新コンビに期待

　浦和のマチェイ・スコルジャ監督（５１）が１６日、オンラインで会見し、今夏新加入した元日本代表ＭＦ中島翔哉の早期スタメン起用を熱望した。

　１３日の広島戦（１●２）はＦＷカンテが強烈なミドルシュートを突き刺し、先制した。指揮官は「カンテのパフォ―マンスは、近くにサポートする選手がいる時に発揮される。２トップでもいいし、トップ下が近くにいったり、明本（考浩）がやったようにウィングが中に入る形でもいい。そういう意味でも、中島が早く先発で出場できることを願ってる。２人の組み合わせはおもしろい」と力説した。

　中島は６日の横浜ＦＭ戦で後半３８分からトップ下で途中出場し、新天地デビュー。広島戦は後半３０分からプレーし、徐々に出場時間を伸ばしている。

　スコルジャ監督は中島について「短い時間だったけど、彼のスキルを見られた。チームが必要な時にボールを握ることもできるし、パスもトライをしていたけど、まだフィジカル面で完全に整ってる状態ではない。私も我慢強く待たないといけない。今までいた選手とまた違ったタイプのトップ下です。前線でオプションをたくさん増やしてくれる選手だと思う」と背番号１０に期待を寄せた。