神戸 まさかの横浜FCに黒星 無得点に吉田監督「しっかり守られて、こじ開けられた」

 「明治安田生命J1、横浜FC2-0神戸」(6日、ニッパツ三ツ沢球技場)

 首位の神戸は横浜FCに0-2で敗れた。横浜FCは8試合ぶりの白星。2位の横浜Mは浦和と0-0で引き分け、勝ち点44で神戸と並んだ。鹿島は札幌に3-0で完勝。G大阪は川崎との接戦を4-3で制し、FC東京はMF松木玖生の得点でC大阪に1-0で勝った。

 神戸が下位相手にまさかの敗戦となった。前半からボールを支配し、チャンスの数で上回っておきながらゴールが遠かった。首位こそ変わらないが、勝ち点1すら積み上げられず、吉田監督は「しっかり相手に守られて、こじ開けられた」と悔やんだ。

 ここまで16ゴールを挙げ、3戦連発中だった得点ランキングトップのFW大迫と、8ゴール9アシストのFW武藤の元日本代表コンビは不発。チームにとって4月9日の新潟戦以来15試合ぶりの無得点に終わり、2人は試合後にコメントを残すことなく会場を立ち去った。

 7試合ぶりにDF酒井がメンバー外となり、DF飯野が2月25日の札幌戦以来のスタメンだった。前半23分にはミドルシュートで3試合連続の先制点を奪われ、後半20分には最終ラインの背後にあっさりと抜け出され追加点を許した。酒井の不在に指揮官は「(試合に)影響はあった」と認め、「少しコンディションを崩している。大きな問題ではない」と話すにとどめた。

 リーグ6試合ぶり、公式戦は8試合ぶりの黒星と足踏み。中盤で奮闘したMF斉藤は「こういう(引いて守る)相手が今後もあるかもしれない」と、J1初優勝への険しい道を改めて覚悟し「まだまだ成長できると感じられる試合だった」と気持ちを切り替えた。

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