パリ五輪世代のFW二田理央がオーストリア2部で開幕弾 開始2分に電光石火のヘディング

 サッカーのオーストリア2部ザンクト・ペルテンは30日、開幕戦でシュトゥルム・グラーツ2と対戦し、パリ五輪世代のFW二田理央(にった・りお、20)が先制ゴールを決めるなど、4-1で勝利した。

 先発出場した二田は前半2分、左からのクロスに走り込み、ゴール正面から打点の高いヘディングで合わせた。今季初シュートが初ゴールとなる電光石火の一撃で敵地の度肝を抜いた。二田は前半で交代したが、多くの好機に絡むなど確かな存在感を残した。

 「開幕戦ということで、チーム全体がとてもやる気で満ちあふれていて良い雰囲気で試合に臨むことができました。緊張は特にありませんでした。ピッチにいる誰よりもゴールへの気持ちは強かったと自分では思います。良いクロスが上がってきたのでゴールを決めることができました。トレーニングでもクロスからの形はイメージしてやれていたので良かったと思います。まだ始まったばかりなので次の試合からもチームのために走り、貪欲にゴールを目指したいと思います」と試合を振り返った。

 2003年生まれで24年パリ五輪世代となる二田は鳥栖の下部組織出身。U-18在籍時の21年6月23日に横浜M戦でJ1デビューした。同年7月にオーストリア2部インスブルックのU-23チームに期限付き移籍し、昨夏からザンクト・ペルテンに期限付き移籍した。左肩の負傷で長期離脱も経験したが、14試合2得点と奮闘。今季から完全移籍に移行していた。

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