静岡県選抜が6発大勝 国体サッカーで8年ぶりのVに王手

スポーツ報知
前半2分、相手GKからボールを奪って先制点を決める静岡県選抜FW千葉

 ◆茨城国体▽サッカー少年男子準決勝 静岡6―1山口(2日・鹿嶋市新浜緑地公園球技場)

 静岡県選抜が大量6ゴールを挙げて山口県選抜に快勝した。前半開始早々にエースFW千葉寛汰(16、清水エスパルスユース)が相手GKからボールを奪って無人のゴールに蹴り込み先制。これで勢いに乗り、11分のセットプレーでFW杉本大雅(16、アスルクラロ沼津U18)が頭で追加点。25分には千葉のスルーパスからMF松田隼風(16、JFAアカデミー福島)がゴールを決めた。

 後半も猛攻が続いた。8分に千葉がPKを決めれば、31分には途中出場のMF熊取谷一星(16、浜松開誠館高)がゴールを奪うなどで3点を追加した。4試合連発で計8ゴールとなった千葉は「決勝ではすべてを出し切りたい」と8年ぶりの優勝を見据えた。広島との決勝は3日にカシマスタジアムで行われる。(里見 祐司)

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