C大阪、今季初の4連勝 MF田中亜土夢が決勝弾
スポーツ報知
◆明治安田生命J1リーグ 第26節 C大阪2―1浦和(13日・埼玉スタジアム)
今季、一度も先発出場がないMF田中亜土夢(31)の決勝弾で、C大阪が今季初の4連勝を果たした。
後半26分に途中出場した田中の見せ場は13分後に訪れた。1―1で迎えた同39分。田中がペナルティーエリア手前でボールを受けると、ゴール左上にミドルを突き刺した。試合を決める一撃に「1―1で出てきて、決めればヒーローになれると思っていた。イメージ通りでした」と喜びを爆発させた。
先発は昨年11月10日の川崎戦が最後。今季はここまで13試合に出場しながら、すべて途中からだ。自身と同じ2列目のポジションでレギュラーだったMF清武が先月末に負傷離脱したが、代わりに出番が回ってきたのはFW柿谷。「自分のなかでも悔しい気持ちはあった。いいアピールになったと思う」と胸を張った田中に、ロティーナ監督(62)も「彼は交代で出るたびに貢献してくれる。とても信頼している選手です」と賛辞を惜しまなかった。
暫定ながら、開幕節以来となる5位に浮上。来季のACL出場圏内である3位との勝ち点差は2にまで迫った。破竹の勢いのまま、次節はG大阪とのダービー(28日・ヤンマー)に臨む。