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清水加入後2シーズンのDF片山瑛一とユースから昇格した生え抜きDF立田悠吾がそろって柏レイソルに完全移籍決定

シーズン終了からかなり経ちましたが…こういう話題が出てくるとシーズンオフ、しかもJ2降格という現実を突き付けられますね。

ともにレギュラークラスの選手、DF片山瑛一DF立田悠吾がそろって柏レイソルへ完全移籍することになりました。

片山 瑛一選手 柏レイソルへ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/50634

このたび、片山瑛一選手が、柏レイソルへ完全移籍することが決定しましたので、お知らせいたします。

片山 瑛一 (Eiichi KATAYAMA) DF 7

【 出 身 地 】
埼玉県

【生年月日】
1991年11月30日

【身長/体重】
181cm/75kg

【 選 手 歴 】
FC鶴ヶ島 - 川越市立川越西中学校 - 埼玉県立川越高校 - 早稲田大学 - ファジアーノ岡山 - セレッソ大阪 - 清水エスパルス

【2022 成績】
J1リーグ(31試合/2得点)、リーグカップ(3試合/0得点) 、天皇杯(0試合/0得点)

【通算成績】
J1リーグ(118試合/5得点)、リーグカップ(16試合/2得点)、J2リーグ(146試合/15得点)、J3リーグ(2試合/0得点)、天皇杯(12試合/1得点)、AFCチャンピオンズリーグ(3試合/1得点)

【コメント】
『この度、柏レイソルに移籍することになりました。この2年間は本当に思い描いていたようにはいかず、エスパルスの関係者の皆様やサポーターの方々には辛い想いばかりをさせてしまいました。しかし、そんな中、どんな時でも沢山の愛情をクラブや選手に注いでいただき本当に感謝しています。期待に応えることはできませんでしたが、どんな時も自分らしく最後まで走り続けられたのは応援してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。この2年間、辛く苦しいことが多かったですが、同時に沢山の気づきや学びを得ることができました。そして、このエスパルスのエンブレムを背負い戦って得た自信や誇りを胸に、また新しい場所で覚悟を持ってチャレンジしていきたいと思います。クラブは変わりますが、1人のサッカー選手として、戦う姿で勇気や感動を感じていただけるように、一生懸命全力で走り続けていきます。2年間、本当にありがとうございました』

片山は2シーズン前の2021シーズンにセレッソ大阪から完全移籍。もともとはC大阪時代に師事していたロティーナ監督と同じタイミングで加入し、ロティーナチルドレンとも言われていました。

ロティーナ監督は21年の終盤に成績不振で契約解除となりましたが、片山は22シーズンも残留し、今年清水で2シーズン目を過ごしました。

GK以外どこでもできると言われ、主に左右のサイドバックや右のサイドハーフで活躍。

豊富な運動量を活かし、DFながら攻撃にも積極的に参加し、今シーズンだけでもリーグ戦で2ゴール。そのうち1ゴールを挙げたのは奇しくも今回移籍先となる柏。もう1ゴールは国立での30周年記念マッチで決めています。身体ごとゴールに飛び込むような気迫あふれるプレーが印象的でした。

一般入試で早稲田大学に入学したことも話題となりましたが、器用でサッカーIQが高い選手でしたね。

31歳の誕生日を迎えたばかり。すでにベテランの域に差し掛かっていますが、恐らく柏でもサイドのキープレイヤーとして攻守に活躍してくれるものと思います。

立田 悠悟選手 柏レイソルへ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/50633

このたび、立田悠悟選手が、柏レイソルへ完全移籍することが決定しましたので、お知らせいたします。

立田 悠悟 (Yugo TATSUTA) DF 2

【 出 身 地 】
静岡県

【生年月日】
1998年6月21日

【身長/体重】
191cm/83kg

【 選 手 歴 】
入江SSS - 清水クラブSS - 清水エスパルスジュニアユース - 清水エスパルスユース - 清水エスパルス

【代表歴】
JリーグU-13選抜、U-17、19、20、21、22、23日本代表、日本代表

【2022 成績】
J1リーグ(26試合/0得点)、リーグカップ(4試合/0得点) 、天皇杯(2試合/0得点)

【通算成績】
J1リーグ(124試合/3得点)、リーグカップ(22試合/0得点)、天皇杯(11試合/0得点)

【コメント】
『清水エスパルスに関わる皆様、いつも応援いただきありがとうございます。今回移籍という決断をしました。まず、この移籍に関して賛否両論あると思いますが、自分の目標や夢を叶えるためにチャレンジしたい気持ちが強く、自分なりの答えを出しました。長い間、清水エスパルスに様々な部分で成長させてもらいましたし、エスパルスに関わる全ての皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。間違いなく、清水エスパルスは自分の全てだったし、かけがえのないクラブです。だからこそ、エスパルスで培ったものをさらに伸ばし、自分なりの道を切り開いていきます。最後にファン、サポーターの皆様、これからも清水エスパルスの応援をよろしくお願いします』

一方の立田は2017シーズンに清水エスパルスユースから昇格する形でトップチームに加入。

2018シーズンに右のサイドバックとしての起用され始めてから頭角を現すと、2019シーズンには副キャプテンにも指名されCBの主力と期待されました。しかし、チームがスタートダッシュに失敗したこともあり、監督交代後はなかなかレギュラー定着とはいかず。それでも、この期間は東京オリンピックで戦う年度別代表の常連として招集され、2019年5月に行われたコパ・アメリカに臨む日本代表にはA代表として初選出され代表デビューを果たしました。

2020シーズンはピーター・クラモフスキー監督の元、コロナ禍のシーズンで在籍期間で最も多い26試合に先発しましたが、守備の構築がされないチームで多くの失点を重ねてしまう結果に。そして残念ながら2020年以降は世代別代表からも遠ざかってしまいます。

2021シーズンは守備の構築に定評があるロティーナ監督の元で指導を受けましたが、なかなか戦術理解が追いつかず、また終盤は残留争いのためにチームが現実的な戦いを強いられたことで出場機会が減り、12試合の先発にとどまりました。

2022シーズンには平岡宏章監督の元でスタートし、途中でゼ・リカルド監督に交代したあとも主力のCBとして出場。特にリカルド監督交代後は(外国人枠の関係もありましたが)DFヴァウドに変わってDF鈴木義宜とCBでコンビを組み、レギュラーに定着。ストロングポイントである正確なロングフィードや持ち上がりから攻撃の起点となる好プレーを見せ、評価を上げました。

しかしながら組織としては大事な場面での失点が尾を引き、残念ながらJ2降格となってしまいました。

立田はユース昇格組ということで期待も大きく、本人もその期待に応えようと必死に戦ってくれましたが、残念ながら好不調の波があったり、チームとして守りきれなかったりといった部分も目立ってしまい批判が集まることもありました。

ようやく先発にも定着し、プレースタイルが評価され始めた中での移籍は残念ですが、今シーズン得た手応えをJ1のチームで改めて発揮し、実力を証明するには仕方のなかったことだと思います。

現在行われているFIFAワールドカップでは、冨安健洋板倉滉といった海外で活躍する同世代のDFがおり、立田も再度代表に呼ばれるためにもここが勝負だと判断したのではないでしょうか。

しっかり成長して、いつかまた清水に戻ってきてくれると嬉しいです。

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