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フランクフルトで開幕スタメンの鎌田大地、好機逸には「もっと工夫しないと」

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MF鎌田大地はドリブル突破で持ち味を発揮

 ブンデスリーガが開幕し、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは第1節でホッフェンハイムと対戦。長谷部と鎌田はともに開幕スタメンで1-0で勝利に貢献した。長谷部はリベロでフル出場、鎌田は左ウイングで後半26分に交代している。

 フランクフルトは前半1分、鎌田の左CKが起点となり、ショートコーナーから先制に成功。鎌田は持ち味のドリブル突破を幾度と仕掛けてチャンスを創ると、後半3分にはPA内から鋭い右足シュートを放ち、GKに阻まれるも大きな決定機を生んだ。

 試合後、鎌田は「いいシーンも何度か作れましたけど、まだ自分がやりたいようにはできていないと思う」と振り返る。昨季はシントトロイデンで16ゴールを記録し、今季からフランクフルトに復帰。「初戦だということでブンデスの強度というか、久しぶりに感じましたし」と感覚を取り戻しつつ、「当たり方だったり、もっと工夫しないといけない部分がたくさんあるなとは思いました」と定位置奪取に目を光らせている。

 後半3分の決定機については「もう一個、やっぱり深く見込んでもう一個キーパーの届かないところに打てたと思うし」と反省。「ああいうシーンをもっと多く、増やしていかないとだめなんで。ああいうのを入れられるようになっていかないとだめだなと」と課題を見つけていた。

 独特の柔らかいタッチでボールをキープし、ドリブル突破を見せると会場からは拍手も飛んだ。しかし鎌田は「今までの試合ならもっとできてたと思う。ボールも今日は失う回数が多かったので。このチームではもっとキープできないとだめ」と自己評価は低めだ。「やっていける自信もあるので、しっかり練習からまたやっていけたらいいなと」と気持ちを切り替えていた。

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