【神戸】採点&寸評…酒井高徳J復帰戦で久々完封勝ち MOMは2戦連発の古橋
◆明治安田生命J1リーグ 第23節 神戸 3―0 浦和(17日・ノエビアスタジアム神戸)
今夏も大型補強に成功した神戸が、リーグワースト2位の失点数だった守備を改善。8試合ぶりの完封勝ちを決めた。14日に新加入したばかりの元日本代表DF酒井を左ウィングバックに抜てき。GK飯倉、ベルギー代表DFフェルマーレンと新戦力3人がスタメンで起用された守備陣は最後まで危なげないプレーを見せた。攻めては前半ロスタイムにFW古橋の2試合連続ゴールで先制。後半に2点を追加した。J復帰戦を勝利で飾った酒井は「無失点に抑えれば勝てると思っていた。チームの力になれて良かった」と声を弾ませた。
採点、寸評は以下の通り。
フィンク監督【6・5】文句なし。この戦い方が持続できれば上位
GK〈18〉飯倉大樹【6・0】ビルドアップでも大きく貢献。監督も絶賛
DF〈33〉ダンクレー【6・0】対人で強さ発揮。組み立ても落ち着いていた
DF〈25〉大崎玲央【5・5】浦和杉本に仕事させず。後はポカさえなければ
DF〈4〉フェルマーレン【6・0】対応に余裕感じる。左サイドに安定もたらせた
MF〈22〉西大伍【6・0】絶妙なポジション取りで相手WBを封じ込めた
MF〈6〉サンペール【6・5】スペースが空いた後半にスルーパス連発
MF〈24〉酒井高徳【6・0】猛暑に苦戦も攻守に安定感。復帰戦は及第点
MF〈5〉山口蛍【6・5】貴重な追加点。この日は攻撃でも主役だった
MF〈8〉イニエスタ【7・0】反則でしか止められない。積極性も目立った
MF〈13〉小川慶治朗【―】後半33分IN。時間短く採点なし
MF〈35〉安井拓也【―】後半ロスタイムIN。時間短く採点なし
FW〈16〉古橋享梧【7・0】試合の流れを変えた2戦連発弾。MOM
FW〈21〉田中順也【6・0】全得点に絡む。自らの決定機を決めていれば…
FW〈9〉藤本憲明【―】後半38分IN。時間短く採点なし
※平均点は5・5~6・0。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ