【湘南】曹監督のパワハラ疑惑が発覚後初練習 FW梅崎「こんな状況で試合ができるのか…」

スポーツ報知
平塚市内で練習を行った湘南MF斉藤未月(左)

 J1湘南は13日、曹貴裁(チョウ・キジェ)監督(50)が選手らにパワーハラスメント行為を行った疑いがあるとの一連の報道を受け、Jリーグによる調査が終了するまで同監督の活動(指導・指揮)を自粛すると発表した。調査が終了するまでは高橋健二コーチ(49)が指揮を執り、次戦のJ1第23節・鳥栖戦(17日、BMWス)でも采配を振るう見通し。

 12日はオフだったため、この日は問題が発覚後初の練習が平塚市内で非公開で行われた。練習前、真壁潔会長らが選手、スタッフらに対して説明を行った。

 U―20日本代表MF斉藤は「昔から『曹さんに依存してる』と言われてる部分もありましたし、そういう意味でも、梅さん(梅崎)が去年チームに来たりとかして、本当に僕自身もいろいろ考えることが多くなった」と胸中を吐露。問題発覚によってチームにマイナスの影響が与えてもおかしくない状況だが、「何も恐れることはないし、試合はやってくるので僕たちがやるべきことはサッカーをすること。それが仕事なので。ユースじゃないので、覚悟はできてる」と力強く語った。

 また、FW梅崎は「何でこんな風になったのかなと分からない部分も多い。選手たちと『どうなるのかね』と話したりします」と困惑気味。自身は負傷のため別メニュー調整で、この日は全体練習に参加していないが「正直、こんな状況で試合ができるのかなというところはある」と不安を吐露した。

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