【F東京】首位独走モードへ FWディエゴオリベイラのPK弾で3連勝

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ▽第22節 F東京1―0仙台(10日・味スタ)

 F東京はホームで仙台に1―0で勝利した。後半12分、スルーパスに反応し、駆け上がった日本代表FW永井謙佑が倒されPKを獲得。ディエゴオリベイラが右足で決めた。前節のC大阪戦と同じく、前半をしっかり粘る戦い方で勝利。直近の公式戦7試合勝ちなし(1分け6敗)と鬼門だった相手を打ち破り、長谷川健太監督は「チャンス自体は多くなかったが、うまく謙佑が裏をついてくれた。最後までしびれを切らさずやってくれた」と振り返った。

 F東京の採点と寸評は以下の通り。

長谷川健太監督【6.5】前節に続き“鬼門”を作戦で打破。監督、選手との信頼関係を感じさせる

GK〈1〉林彰洋【6.5】守護神の存在大きく、見せ場は少なかったがDF陣との連携で完封

DF〈2〉室屋成【6.5】攻守ともに持ち味発揮。終盤での迫力ある守備みせる

DF〈32〉渡辺剛【6.5】空中戦でも長所を出し、安心感も出てきた

DF〈3〉森重真人【6.5】90分間通してチームに落ち着きを与える

DF〈25〉オ・ジェソク【6.5】前半21分、ボール奪取から攻撃につなげるなど前への推進力も

MF〈8〉高萩洋次郎【6.0】終盤まで運動量は落ちず、縦横無尽に駆け回る

MF〈10〉東慶悟【6.5】プレーで見せるキャプテン。倒れながらもボールを前へつなげる執念

MF〈18〉橋本拳人【6.5】中盤でバランス取って支えながら、フィジカルの強さやボール奪取で存在感見せる

MF〈7〉三田啓貴【6.0】後半35分にドリブル突破図る。すでにチームにフィット

FW〈9〉ディエゴオリベイラ【6.5】後半31分の複数人に囲まれてもスルスルと抜ける場面も。12号でランクトップに

FW〈11〉永井謙佑【7.0】少ないチャンスで得点につながるPK獲得。裏への抜けだしとスピードは脅威。MOM

FW〈16〉ジャエル【6.0】後半26分にIN。ディエゴとの連携で攻撃活性化

MF〈39〉大森晃太郎【6.0】後半38分にIN。攻守のバランス取りながら冷静にプレー

MF〈41〉ナ・サンホ【―】後半41分にIN。出場時間短く採点なし

※平均点は5.5~6.0。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ

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