久保建英、Bチームデビューへ トップチームのザルツブルク戦には帯同せずと現地紙

スポーツ報知

 スペインの大手スポーツ紙「マルカ」は、Rマドリードのトップチームが現地7日に行うザルツブルク戦(オーストリア)との試合に、日本代表MF久保建英(18)が帯同しない見込みだと報じた。

 同紙によれば久保は、ブラジル人18歳MFロドリゴと共に、マドリードのアルフレッド・ディ・ステファノ・スタジアムで7日に行われるアルコルコン(2部)との親善試合で、Rマドリードのカスティージャ(Bチーム)デビューする見込みだ。

 久保は7月9日から北米ツアーに参加していた。ベルギー代表MFのE・アザールら世界トップレベルの選手たちと日々トレーニングをこなし、20日のバイエルン戦、26日のAマドリード戦と計73分に出場して、見せ場も作った。

 当初、北米ツアー後は、今季戦う予定の2部B(3部相当)に向けカスティージャに合流予定だったが、その後ドイツで行われたアウディ杯にも帯同。フェネルバフチェとの3位決定戦に後半28分から途中出場を果たして2トップの下がりめでプレーし、同43分には利き足とは逆の右足で惜しいシュートを放つなど、「マルカ」の評価ランキングで1位に輝いていた。

 チームはスペイン代表FWアセンシオが負傷で長期離脱。久保の開幕トップチームの可能性もあったが、ジダン監督(47)は「カスティージャ(Bチーム)で試合をして、トップチームで練習する」という英才教育プランを披露。指揮官の言葉通り、久保は今後、カスティージャの試合で実戦経験を積むことになりそうだ。

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