AZ移籍の菅原、開幕戦デビュー弾!欧州主要リーグ日本人4人目の開幕戦初出場初得点

スポーツ報知

◆オランダ エールディビジ第1節 AZ4―0シッタート(4日・アルクマール)

 開幕節が行われ、名古屋からAZに期限付き移籍したU―20日本代表DF菅原由勢が、ホームのシッタート戦で後半38分にデビュー戦ゴールをマークした。右サイドバック(SB)で初先発初出場を果たし、4―0の勝利に貢献。欧州主要リーグで開幕戦の初出場初得点は、83年のビーレフェルトFW尾崎加壽夫、98年のペルージャMF中田英寿、19年のトウェンテFW中村敬斗に続く4人目となった。

 自らのゴールで最高のデビュー戦を締めくくった。3―0の後半38分、ゴール前へ駆け上がった菅原は右サイドからのクロスを右足で押し込んだ。「諦めずに走り続けることで、ああやってボールが転がってくることを実感できた」。U―20代表のチームメートで前日にデビュー弾を決めたトウェンテFW中村に続いた。

 5、6月にポーランドで行われたU―20W杯に右SBとして全4試合にフル出場。だが、決勝トーナメント1回戦の韓国戦では自身のパスミスから決勝点を奪われた。悔しさを成長につなげるため、帰国後すぐにAZへの期限付き移籍を決めた。

 東京五輪代表の右サイドは、いまだメンバーが固まっていない。「自分の持っているものの先を目指さなきゃいけない。どんな時でも上を目指してやりたい」と、さらなる飛躍を誓った。

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