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GK六反勇治がオーバートレーニング症候群発症で離脱期間延長へ

6月にリスフラン関節捻挫の診断で離脱していたGK六反勇治ですが、オーバートレーニング症候群の診断を受け更に離脱期間が長引くことになりそうです。

六反 勇治選手について(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/43138/

六反勇治選手は、6月12日(水)トレーニング中に左足リスフラン関節を負傷し、治療を行ってまいりましたが、このたびドクターの診察の結果、あらためて下記の通り診断されましたので、お知らせいたします。

オーバートレーニング症候群

六反は5/3の鹿島アントラーズ戦での怪我のあとリーグ戦では先発出場はなく、5月後半の12節から14節まではベンチ入りをしていましたが、6/12には練習中の怪我でリスフラン関節捻挫と診断されていました。

リスフラン関節捻挫は8週間の診断であったため、順調であれば復帰間近だったのですが、今回オーバートレーニング症候群という診断となってしまいました。

先日移籍したFW北川航也の選手・スタッフによる送別会の写真には六反も写っており元気そうに見えただけに、そのような診断となってしまったのは意外でした。

 

オーバートレーニング症候群について、厚生労働省のe-ヘルスネットでは「スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態。」と定義しています。

休息をとっても日々の疲れが抜けない症状となります。詳細はリンク先で。

オーバートレーニング症候群(e-ヘルスネット)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-016.html

 

オーバートレーニング症候群の疲労感はフィジカル的な部分だけではなく、メンタル的な部分にも原因があることが最近では知られています。

六反は真面目で責任感も強い選手ですから、今シーズン序盤のチームの不振や監督交代。そして自分自身の怪我に対して強い責任を感じているのではないでしょうか。

チームに迷惑をかけまいとする気持ちが、このような抜けない疲労感につながって行ったことが想像できます。

 

オーバートレーニング症候群には全治期間はありませんので復帰までどれほどかかるかはわかりませんが、六反は清水にとってこれからも貴重な戦力です。

またピッチに戻ってこられるよう、チームスタッフの方にはサポートしていただきたいと思いますし、ファン・サポーターもそれを願って見守りたいと思います。

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