【横浜C】中村俊輔、デビューへ「チームを助ける1つの駒になれれば」

スポーツ報知
練習中に笑顔を見せる横浜C・中村

 J2横浜Cの元日本代表MF中村俊輔(41)が、31日の山口戦(ニッパツ)で移籍後初めてメンバー入りすることが30日、濃厚になった。この日の横浜市内での練習後、下平隆宏監督(47)が「(負傷で)離れていた時間が長かったのでまだ完全ではないですけど、短い時間ぐらいならできると思っています」とベンチ入りを示唆。新天地デビューの可能性が浮上した。

 今月11日にJ1磐田から電撃加入。5月から左内転筋の肉離れでリハビリを続けていたが、24日からチームに完全合流。この日も全体練習後に居残りでFK練習を実施。10本蹴り、最後は3連続ゴールで締めくくった中村は「(復帰は)予定していたよりちょっと早いかな。順調だね」と手応えを感じている。

 チームはリーグ5連勝中でJ1昇格プレーオフ圏内の6位まで2差と迫っている。ロッカールームではFW三浦知良(52)の隣が割り当てられた。「自分が中堅みたいに思えてくる。チームを助ける1つの駒になれれば」。41歳のレフティーが、07年以来13季ぶりのJ1昇格の切り札となる。(井上 信太郎)

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