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チリが2度のゴール取り消しという難戦を制する! コロンビアをPK戦の末に破って4強進出【コパ・アメリカ】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月29日

緊張感のある一戦をチリが制す

判定に悩まされたチリ。そのなかで集中力を切らさずに戦い抜き、ベスト4へと駒を進めた。 (C) Getty Images

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 現地時間6月28日、コパ・アメリカの準々決勝が行なわれ、グループB1位のコロンビアとグループC2位のチリが対戦した。

 チリの会場到着が遅れ、20分のキックオフ遅延というアクシデントに見舞われたものの、今大会の優勝候補に挙げられる強豪同士の顔合わせは、立ち上がりから互いに局面で肉弾戦を演じて、相手に自由を与えない一進一退の攻防戦が続いた。

 そのなかでチリが15分に試合を動かす。相手守護神オスピナがこぼしたボールをアランギスが押し込んだかに思われたが、待望の先制弾も直後のVAR判定で、得点直前に起点となったサンチェスがオフサイドを取られてノーゴールの判定に覆り、取り消された。

 際どい判定ではあったものの、VARによって難を逃れたコロンビアだったが、相手の果敢なチェックに苦戦し、大きなチャンスを得られずに時間を浪費していった。

 その後も互いに決め手を欠いた試合は、0-0で前半を折り返した。

 迎えた後半は、コロンビアがボールを支配するなかで始まる。素早いパスワークで敵陣に侵入していったロス・カフェテロス(コロンビア代表の愛称)は、55分にクアドラードがチャンスを創出するなど、主導権を握った。

 相手の出方を受け、守勢に回る時間が増えたチリだったが、焦りはなく落ち着いた守りで対応。65分を過ぎてからは少しずつペースを取り戻していった。

 緊張状態が続いた試合は70分に再びVARがチリを悩ませる。ゴール前の混戦からチリのビダルが左足ボレーでゴールネットを揺らしたが、主審がビデオを確認した末に、シュートの直前にアシストをしたマリパンのハンドを取られてノーゴールとなった。

 残り時間が10分を切ったところで、試合はオープンな展開となり、両軍が敵陣へ攻め入る時間帯が続いたが、互いにアタッキングサードでの精彩を欠き、スコアレスで終了。勝負はPK戦に委ねられた(準々決勝のみ延長戦はなし)。

 互いに4人目までを成功させたPK戦では、コロンビアの5人目テシージョが失敗し、チリが5対4で勝利した。

 強敵を相手に苦戦を強いられながらも、王者らしいメンタルの強さを見せつけて、PK戦を制したチリ。現地時間7月3日に行なわれる準決勝では、ウルグアイとペルーの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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