[4.14 欧州CL準々決勝第2戦 リバプール 0-0 R・マドリー]

　レアル・マドリーは14日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でリバプールの本拠地アンフィールドに乗り込み、0-0で引き分けた。この結果、2試合合計3-1で3シーズンぶりのベスト4進出が決定。試合後にUEFA選定のマン・オブ・ザ・マッチを受賞したMFカゼミーロのコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

　6日にホームで開催された第1戦は3-1で勝利。大きなアドバンテージを手にして臨んだ第2戦だったが、カゼミーロは「僕たちは特に対戦相手によって、難しい試合になることを分かっていた。リバプールはインテンシティが非常に高かったし、彼らのホームでプレーするのは難しかった」と苦戦を認めつつ、「チームの仕事ぶりは本当に素晴らしかった。それがタイトル獲得の鍵となる。選手全員の頑張りのおかげだった」とチームメイトたちを称賛している。

　また、この試合のプランについては「他の全ての試合と同様に、臆せずに立ち向かうことだった。僕たちがホームで成し遂げた仕事は本当に重要だったが、今日も勝つためにプレーした」と振り返り、「リバプールは素晴らしい選手や監督を擁しているが、自分たちのハードワークが鍵となり、それが勝ち抜きを決定したものだ」と強調した。

　準決勝の相手はチェルシー。カゼミーロは「有利なチームなど存在しない。僕たちは難しい試合になることを分かっているが、リーガの次の試合に集中しているよ」と、まずは優勝争いを続けるリーグ戦に視線を向けた。

---

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
●ラ・リーガ2020-21特集
●プレミアリーグ2020-21特集