マンC退団決定のアグエロ、ユベントスに年俸16億円を要求か！バルサ移籍の噂も…

　マンチェスター・シティを今夏に退団することが決定したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロはバルセロナやユベントスなど複数クラブから関心を寄せられる中、高額年俸を要求しているようだ。14日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

　アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入。前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産しており、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、今季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか15試合の出場にとどまっている。そしてマンチェスター・シティは先月末に同選手が今年6月での契約満了に伴い今季限りで退団することを公式発表していた。

　アグエロの去就を巡っては、ユベントスやチェルシー、パリ・サンジェルマンが関心を寄せる中、今週に入って新たにマルセロ・ビエルサが指揮を執るリーズ・ユナイテッドも獲得レースに参戦。また、スペインの一部メディアは今週に入って同選手の代理人はスペインに滞在しており、バルセロナ首脳陣と交渉を行う可能性があると報じていた。

　その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は選手サイドがユベントスに対して年俸1200万ユーロ（約15億6000万円）を要求したと主張。また、今夏に加入するクラブを退団した後は南米に戻るプランを描いているようだ。

　アグエロを巡って水面下でし烈な争奪戦が繰り広げられる中、同選手の去就に引き続き注目が集まる。