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マンCが5季ぶりベスト4進出! ドルトムントに先制許すもマフレズ&フォーデン弾で逆転

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マンチェスター・シティが5季ぶりのベスト4進出

[4.14 欧州CL準々決勝第2戦 ドルトムント1-2マンチェスター・C]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦が14日に行われた。マンチェスター・シティ(イングランド)は敵地でドルトムント(ドイツ)と対戦し、2-1で逆転勝利。2試合合計4-2とし、2015-16シーズン以来5年ぶりのベスト4進出を果たした。準決勝の相手は、前回王者のバイエルン(ドイツ)を下したパリSG(フランス)。第1戦は4月27日〜28日、第2戦は5月4日〜5日に各地で開催される。

 今月6日の第1戦はホームのシティが2-1で勝利。逆転を目指すドルトムントは第1戦からのスタメン変更はなく、FWアーリング・ハーランドやFWマルコ・ロイスをはじめとした主力が名を連ねた。対するシティは1人のみを入れ替え、左サイドバックにDFジョアン・カンセロではなくDFオレクサンドル・ジンチェンコを起用。フォーメーションは互いに4-3-3を採用した。

 積極的な入りを見せたドルトムントは前半15分にスコアを動かす。自陣からのビルドアップでシティのハイプレスを外し、MFエムレ・ジャンがセンターサークル後方から相手の背後へロングフィード。PA内左に走り込んだホーランドがボールを収めて後ろに下げると、MFマフムード・ダフードのシュートはブロックされるが、PA内中央でこぼれ球を拾った17歳MFジュード・ベリンガムがゴール右上を狙って右足のインサイドキック。GKエデルソン・モラエスに左手で触られながらもネットを揺らし、大会初得点を記録した。

 2戦合計2-2とされたシティは攻撃のギアを上げ、前半25分にはMFケビン・デ・ブライネのシュートがクロスバーを叩く。そのまま無得点でハーフタイムを迎えたが、後半7分にPA左のライン付近からFWフィル・フォーデンがクロスを送ると、ヘディングでクリアを試みたMFエムレ・ジャンの左腕に当たり、PKを獲得。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を経ても判定は変わらず、同10分にPKキッカーのFWリヤド・マフレズが左足で豪快にゴール右へ蹴り込んだ。

 さらに後半30分、右CKのショートコーナーからFWベルナルド・シウバがPA手前右へパスを送り、フリーで受けたフォーデンが左足で強烈なシュート。GKマルビン・ヒッツの両手をかすめたボールが右ポストに当たってゴールに吸い込まれ、合計スコアを4-2とする。このリードを守り切ったシティが5シーズンぶりに準決勝へ進出。ドルトムントは準優勝だった2012-13シーズン以来の4強入りは叶わなかった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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