鹿島アントラーズは14日、トップチームの選手2人とスタッフ1人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表した。

選手1人とスタッフは12日に体調不良を訴え、13日のPCR検査で陽性判定を受けた。スタッフは12日に倦怠(けんたい)感、せき症状があり体温は37度5分で、選手1人は38度4分の熱が出て咽頭痛の症状があった。クラブは13日のチーム練習を中止し、トップチーム全選手、チーム関係者を対象にPCR検査を実施。さらに選手1人の陽性が判明した。その選手は自覚症状はないという。

その他の選手、スタッフは陰性で、体調不良や発熱などの症状もない。この日、保健所の指導のもと濃厚接触者の特定を進め、濃厚接触者の該当者はなしと判断された。選手2人は、11日のコンサドーレ札幌戦の遠征に同行しており、札幌とは既に情報共有を行っている。保健所との協議で、今後のチーム活動は継続する。