セリエA ミラン

ミラン、ジェノア戦出場停止となったイブラの代役は…主審への暴言で一発退場に

ズラタン・イブラヒモビッチ 写真提供: Gettyimages

 ミランは今週末に控えるセリエA第31節・ジェノア戦で出場停止となったウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチにかわり、元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが先発出場する可能性があるようだ。13日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ミランは今月10日に行われた第30節・パルマ戦で3-1と勝利したものの、この一戦では先発出場したイブラヒモビッチが60分に主審に対して暴言を吐いたとして一発退場となっており、1試合の出場停止処分が科されている。その中、ミランのステファノ・ピオリ監督は今月に入ってようやくコンディションが整ってきたマンジュキッチをジェノア戦で先発起用するプランを描いているようだ。

 マンジュキッチは昨冬にユベントスからカタールのアル・ドゥハイルへ加入するものの、わずか半年で退団。その後はしばらくフリーの状態がつづいていたが、今冬のマーケット期間においてミランと今年6月までの契約期間によりサインを交わしており、セリエA復帰を果たしていた。

 その後、マンジュキッチは今年2月中旬に行われたUEFAヨーロッパリーグ・ベスト32の1stレグ・レッドスター・ベオグラード戦で先発出場した際に筋肉系トラブルを抱えると思うようにコンディションが回復せず、1カ月以上にわたり公式戦での出番がない状況となっていた。しかし、同選手は先週に全体トレーニングへ合流すると、パルマ戦でベンチ入りを果たしている。

 ミランとの契約期間が今年6月までとなっているマンジュキッチだが、契約延長を勝ち取る足掛かりをつかむためにもこのジェノア戦で好パフォーマンスを発揮したいところだ。