新型コロナウイルスの世界的流行によって、昨年行われるはずの世界的スポーツイベントは軒並み延期となった。1年延期されたコパ・アメリカは招待国なしで南米10か国のみの開催が決定している。

そうしたなか、CONMEBOL(南米サッカー連盟)は、中国シノバック社製のワクチン5万本を寄付されることになったと発表した。そのうえで感謝と喜びを表明している。

CONMEBOL(南米サッカー連盟)

「今日ほど大きな喜びを感じ、このような良き重要なニュースを共有できることはほとんどないことだ。

科学的に証明された有効性ワクチンの大規模生産が始まって以降、我が大陸でのサッカー界で幅広く予防接種を開始させるために十分な量を確保するべく尽力してきた。

今日、我々はそのマネージメントの結果を目にしている。

コパ・アメリカ、南米サッカーを支援する同社の高貴な振る舞いだ。

同社の幹部たちは南米諸国においてサッカーが持つ甚大な社会的かつ文化的価値を理解している。そして、重要なワクチンを配布することで、世界最古の代表トーナメントをサポートすることに決めた。

その行為に深い感謝の意を表したい」

ただ、 中国製ワクチンの有効性についてはまだ不明確な点があるとされている。

【動画】世界に寄付されまくる中国ワクチン、その接種の様子

アルゼンチンとコロンビアが共催する2021年のコパ・アメリカは6月13日~7月10日までの日程で開催が予定されている。

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