東京五輪女子サッカーのアジア予選は13日、中国女子代表対韓国女子代表のプレーオフ第2戦を行い、合計スコア4-3で上回った中国が本大会出場を決めた。

　アウェーでの第1戦に2-1で勝利した中国はこの日、前半のうちに2点を奪われてビハインドを追う苦しい展開となったが、後半に第1戦でも決勝PKを決めていたFWワン・シュアンが直接FKを決めて同点。さらに延長戦でもワン・シュアンがミドルシュートを決め、合計スコアで逆転に成功した。

　アジアでは開催国の日本と、プレーオフでベトナムを下した豪州がすでに本大会出場を内定させており、中国が最後の3枠目に滑り込んだ。13日にはアフリカ対南米の大陸間プレーオフが予定されており、カメルーンとチリが対戦。ここで全代表チームが出揃う。

　東京五輪の出場チームは以下のとおり

【アジア予選】
※出場枠2+1(開催国:日本)
日本(開催国/2大会ぶり5回目)
オーストラリア(2大会連続4回目)
中国(2大会連続5回目)

【欧州予選】
※出場枠3
イングランド(2大会ぶり2回目)
オランダ(初出場)
スウェーデン(7大会連続7回目)

【南米予選】
※出場枠1.5
ブラジル(7大会連続7回目)
※チリがカメルーンとの大陸間プレーオフへ

【北中米カリブ海予選】
※出場枠2
アメリカ(7大会連続7回目)
カナダ(4大会連続4回目)

【アフリカ予選】
※出場枠1.5
ザンビア(初出場)
※カメルーンがチリとの大陸間プレーオフへ

【オセアニア予選】
※出場枠1
ニュージーランド(4大会連続4回目)

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