日本代表と東京オリンピック(五輪)世代のU-24日本代表を兼任する森保一監督(52)が13日、オンラインで取材対応した。

東京五輪の男子サッカー競技の開幕まで、明日14日で残り100日となる。森保監督は「特別なにか変わるということはなく、これまでのように最善の準備する、一瞬一瞬を大事にしながら目標に向かって進みたい」と話した。

新型コロナウイルスの脅威がいまだ収束せず、東京五輪の開催について国民からは冷ややかな反応も少なくない。指揮官は「(開催については)決定機関が決めたことに従うだけ」とし「生きるか死ぬかという大変な問題を抱えている方も、命をなくされてしまった方もいる」と、ネガティブな声への理解を示した。そのうえで開催された際には「(目標の)金メダル獲得までは6試合ある。その中で夢や希望を持ってもらい、元気や励ましのメッセージを感じてもらえるような、活動があってよかったと思われる試合をしたい」と語った。

また11日(日本時間12日)にゴルフで日本人初のマスターズ制覇を果たした松山英樹(29)についても言及。テレビのニュースで結果を知り「感激して泣きました」と明かした。競技は違えど、スポーツで世界の頂点を目指す立場は同じ。「日本人アスリートが世界の舞台で勝つというのは快挙。やれば必ずできるという、勇気をもらいました」と話した。