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レアル、モドリッチの後釜で元セリエA最優秀MF獲得を画策か!本人はCLバイエルン戦前に…

セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードはラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの今夏獲得を狙っているが、複数クラブとの争奪戦を優位に進めているようだ。12日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在26歳のサビッチは2015年夏にKRCヘンクからラツィオへ完全移籍により加入。セリエAの舞台を頭角を現しユベントスをはじめ他クラブから関心を寄せられると、2018/19シーズンにはセリエAの最優秀MFに輝いている。また、同選手は今季ここまで公式戦35試合に先発出場するなど、昨季までと変わらず中心選手としてチームを支えている。

 サビッチとラツィオの契約期間は2024年6月までとなっているが、同選手の去就を巡ってはレアル・マドリード、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・ユナイテッドなど複数のビッグクラブが獲得に興味を示している。また、レアル・マドリードは現在35歳のクロアチア代表MFルカ・モドリッチの後釜として同選手をリストアップしているものとみられる。

 その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はサビッチ本人が今年2月にUEFAチャンピオンズリーグのベスト16・バイエルン・ミュンヘン戦1stレグを控える中で母国メディアのインタビューに応じた際、レアル・マドリードでのプレーを目標にしているという趣旨の発言を行っていたことから、周囲ではレアル・マドリードが獲得レースで優位に立っていると主張している。

 FIFAワールドカップ・ロシア大会開催中にビッグクラブ移籍に近づいた過去を持つサビッチはラツィオとの長期契約を残しているものの、今夏に所属クラブを変えることはあるのだろうか。