先発の久保建英、無念の後半6分で途中交代… ヘタフェは下位対決で痛恨の0-1敗戦

ヘタフェMF久保建英【写真:Getty Images】
ヘタフェMF久保建英【写真:Getty Images】

ヘタフェはカディスに0-1で黒星 久保は先発出場も見せ場なく早々に途中交代

 ヘタフェは現地時間10日、リーガ・エスパニョーラ第30節でカディスと対戦し、ホームで0-1と敗れた。日本代表MF久保建英は2試合ぶりに先発出場したものの、見せ場を作ることができず、後半6分と早いタイミングで無念の途中交代となった。

 直近のリーグ戦10試合でわずか1勝(4分5敗)のヘタフェは、現在15位と低迷。今節は勝ち点2差の13位カディスを迎え撃ち、残留争いを占う下位対決に臨んだ。そんな重要な一戦で、今冬の移籍市場でのレンタル加入後、出番の減少する厳しい立場に置かれている久保は先発に抜擢された。

 両チームともに慎重な立ち上がりとなるなか、トップ下に配置された久保は前半8分、敵陣のタッチライン際でパスを受けると、緩急をつけたボールタッチで対峙した相手DFのバランスを崩し、転倒させて突破。しかし、クロスはブロックに遭い、決定機演出とはならなかった。

 スコアレスでハーフタイムを迎えたが、ホセ・ボルダラス監督は後半6分という早いタイミングで久保を下げる判断を下し、FWアンヘルと途中交代させた。試合は後半19分、カディスに右サイドからクロスを放り込まれた場面で、軌道が変化したボールに対し、DFダビド・ティモールが胸で押し込む、まさかの形でオウンゴールを献上してしまう。

 試合はそのまま0-1で終了。ヘタフェは下位対決で痛恨の黒星を喫し、降格圏18位エルチェと勝ち点4差の状況から脱することに失敗した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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