Jリーグは6日に第4回実行委員会後のメディアブリーフィングを開催。東京都23区内にスタジアムを建設する構想を検討していることを明かした。
世界5大リーグ入りを目指し、「2030Jリーグフットボールビジョン」を掲げているJリーグ。しかし、新型コロナウイルスの打撃により中期計画として2020年に想定していた成長曲線は描けず、プランの再考を余儀なくされている。
2030年の目標達成に向けてプランの再考を強いられるJリーグは、4月1日付で「リプランニング推進サポートチーム」を立ち上げ。6日のブリーフィングでは、チームの中心を務める木村正明専務理事が目標に向けた打ち手(案)を、『実現に向けて検討』、『検討するか否かを検討』、さらには現時点ではタブーに近いが案として挙げられているものの3つに分けて紹介した。
https://news.livedoor.com/article/detail/19979446/
世界5大リーグ入りを目指し、「2030Jリーグフットボールビジョン」を掲げているJリーグ。しかし、新型コロナウイルスの打撃により中期計画として2020年に想定していた成長曲線は描けず、プランの再考を余儀なくされている。
2030年の目標達成に向けてプランの再考を強いられるJリーグは、4月1日付で「リプランニング推進サポートチーム」を立ち上げ。6日のブリーフィングでは、チームの中心を務める木村正明専務理事が目標に向けた打ち手(案)を、『実現に向けて検討』、『検討するか否かを検討』、さらには現時点ではタブーに近いが案として挙げられているものの3つに分けて紹介した。
https://news.livedoor.com/article/detail/19979446/
23区スタジアムを構想
その中で『実現に向けて検討』していく案として紹介されたものの1つが、「23区スタジアム」だ。どこかのクラブのホームスタジアムとするわけではなく、Jリーグ保有のセントラルスタジアムとして、構想しているという。とはいえ、まだ具体化の段階ではないことを木村氏は説明した。
「まだ検討も開始したばかりです。例えば一部の東京のクラブにだけということは当然なく、ロンドンにウェンブリーがあったりしますが、セントラルスタジアムがあればいいなということです。ただ、場所があるわけでもなく、特定できているわけでもなく、本当に雲をつかむような話でしかないです」
一方で、「ただ、色々な催事とかライブとかコンサートをすることによって収益が出るようなスタジアムが作れるかもしれない」というアイデアもあるとのこと。いずれにせよ、用途や立地の段階から発想している状態であり、検討を開始しているとはいえ実現性は現時点で不透明といえそうだ。
また、「リーグ構造の見直し」も『検討するか否かを検討』する案として紹介された。これについて、一部で報道されているJ1リーグの上位にあたるプレミアリーグ化という話は「この案では一切出ていない」と木村氏が否定している。
というのも、JリーグにおいてはJ1・J2・J3の合計クラブ数を「60」で打ち止めにすることを取り決めており、J3のクラブ数が20クラブになった際には枠がすべて埋まる。現在は15クラブとなっており、数年後にJFLから新たにJ3にクラブが参入する際のレギュレーションを整備し直す必要が出てくる見込みだ。
「まだ検討も開始したばかりです。例えば一部の東京のクラブにだけということは当然なく、ロンドンにウェンブリーがあったりしますが、セントラルスタジアムがあればいいなということです。ただ、場所があるわけでもなく、特定できているわけでもなく、本当に雲をつかむような話でしかないです」
一方で、「ただ、色々な催事とかライブとかコンサートをすることによって収益が出るようなスタジアムが作れるかもしれない」というアイデアもあるとのこと。いずれにせよ、用途や立地の段階から発想している状態であり、検討を開始しているとはいえ実現性は現時点で不透明といえそうだ。
また、「リーグ構造の見直し」も『検討するか否かを検討』する案として紹介された。これについて、一部で報道されているJ1リーグの上位にあたるプレミアリーグ化という話は「この案では一切出ていない」と木村氏が否定している。
というのも、JリーグにおいてはJ1・J2・J3の合計クラブ数を「60」で打ち止めにすることを取り決めており、J3のクラブ数が20クラブになった際には枠がすべて埋まる。現在は15クラブとなっており、数年後にJFLから新たにJ3にクラブが参入する際のレギュレーションを整備し直す必要が出てくる見込みだ。