偉大なりイチロー オープン戦でも20試合連続安打

スポーツ報知
イチロー

 エンゼルス・大谷翔平選手が23日(日本時間24日)、レンジャーズ戦で3打数1安打として打席に入った10試合すべて安打を放ったことになる。これで25打数15安打、打率は6割と驚異の数字をキープしている。途中で退くことが多いオープン戦。ほぼ3打席で限定されている中で、これだけ安打を続けているのだから今季の大谷の好調ぶりがうかがえる。

 さて、日本人打者のオープン戦連続試合安打を調べてみたら、すごい記録があった。2005年、シーズン262安打のメジャー新記録を作った翌年のイチローだ。何と慈善試合も含めて、キャンプ地アリゾナ州で行われた20試合すべてに安打を放つ離れ業を演じた(ラスベガスの試合でノーヒット)。

 イチローはレギュラーシーズンでの20試合連続安打が日米通算11回(日本で4回、米国で7回)マークしている。ちなみにオリックス時代、ウエスタン・リーグで1992年に16試合連続安打でシーズンを終えると、翌年一軍とのエレベーター出場の中、開幕から30試合連続安打の同リーグ新記録。結局、2シーズンにまたがって46試合連続安打の破天荒な記録を作っている。

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