サッカーＵ－２４日本代表は２３日、合宿２日目を千葉県内で行った。久保建英（１９）＝ヘタフェ＝ら海外組も合流し、全２３人で約１時間半の練習を行った。練習前にＭＦ三笘薫（２３）＝川崎＝がオンライン取材に応じ、国際親善試合・同アルゼンチン代表戦（２６日・味の素スタジアム、２９日・ミクニワールドスタジアム北九州）に向け意気込みを語った。

　東京五輪南米予選を１位通過の強豪にも動じることはない。１９年１２月のジャマイカ戦（長崎）以来の招集となる三笘は「勝利に貢献しつつ、うまく自分のステップアップの機会にしたい」と野心を口にした。

　昨季はＪ１ベストイレブンなど国内屈指の選手に成長。三笘が川崎ジュニアユース時代に同ジュニアに所属しており面識があったという海外組の久保とは代表で“初融合”となる。「うまく連係できれば、違った力も生み出せる。問題なくやれる」と自信を見せた。

　３バックが採用されれば、久保とのシャドーコンビも実現する可能性は高い。三笘は「まわりを生かすこともやりたい」。その上で「突破する特徴も出す」と海外組に引けを取らない個性も見せつける。