国際親善試合・韓国代表戦（２５日・日産ス）、Ｗ杯アジア２次予選兼アジア杯予選・モンゴル代表戦（３０日・フクアリ）に臨むサッカー日本代表が１８日、発表され、Ｊ１Ｃ大阪からＭＦ原川力（２７）とＭＦ坂元達裕（２４）の２選手が初招集された。

　２０１６年リオデジャネイロ五輪に出場した原川は鳥栖から今季、Ｃ大阪に完全移籍。ボランチとして開幕からスタメンを張り、Ｃ大阪の攻撃サッカーにバランスをもたらしている。クラブを通じ「オリンピック以来の代表の活動で緊張しますが、久しぶりに一緒にプレーできる選手もいると思うので楽しみです。チャンスが何度もあるわけではないと思いますし、ここで掴み切れるようにまずは湘南戦でいいプレーをして代表に向かいます」とコメントした。

　坂元は急成長の注目株。東洋大から１９年にＪ２山形に入団し、２０年にＣ大阪に完全移籍。左利きの高速ドリブルを武器にＪ１でもすぐに右サイドの攻撃的選手として定位置を確保。今季も前日１７日の大分戦（ヤンマー）で決勝点となる弾丸シュートを後半４２分に決めるなど開幕６試合で２得点３アシストと躍動している。念願の代表初招集が実現し、クラブを通じて「初めての代表で、自分の一つの目標だったので嬉しく思います。選出していただいたからには、しっかり結果を残してチャンスを掴み、成長してチームにも還元したいと思います。頑張ってきます！」とコメントした。