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バイエルン退団決定のダビド・アラバ、新たにバルサが獲得へ本腰!レアルやPSGと争奪戦へ

ダビド・アラバ 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンを今季終了後に退団することが決定しているオーストリア代表DFダビド・アラバを巡り、新たにバルセロナが獲得に乗り出したようだ。8日、スペイン紙『アス』が報じている。

 ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が公式発表されている。

 同選手の去就を巡っては、今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約で獲得を打診したと伝えられていたが、パリ・サンジェルマンが先月に正式に獲得オファーを提示したという報道が駆け巡っていた。

 その中、バルセロナは先日の会長選挙で勝利したジョアン・ラポルタ氏がすでにダビド・アラバの代理人と来週に会談を行う方向で調整している模様。バルセロナはマンチェスター・シティのスペイン代表DFエリック・ガルシアを今夏フリーで獲得することが濃厚であるが、ディフェンス陣のさらなる戦力強化へ欧州カップ戦での経験が豊富なダビド・アラバに白羽の矢を立てた格好だ。