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「吐き気がするフレーズ」で物議を醸すバルサ新会長…言われた“少女”が名乗り出て火消しへ

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バルセロナ新会長に再任したジョアン・ラポルタ氏

 バルセロナの新会長に選出されたジョアン・ラポルタ氏の“問題発言”を巡り、新展開があった。スペイン『デポルテス・クアトロ』が報じている。

 先日、ある動画がSNS上で物議を醸した。ファンの女性に写真を求められたラポルタ氏が肩を抱いてツーショット撮影に応じた後、「ありがとう、少女。18歳になったら私に電話してくれ」と言ったとされるものだ。

 この動画はSNS上で瞬く間に拡散し、批判や嫌悪感を示す声が殺到。宿敵レアル・マドリーの専門メディア『デフェンサ・セントラル』は「気持ち悪いだけでは足りない」「吐き気がするほど嫌なフレーズ」などと非難の言葉を浴びせていた。

 だが、スペイン『デポルテス・クアトロ』によると、動画で後ろ姿しか映っていなかった女性は未成年ではなく30歳で、ラポルタ氏の発言も一部を切り取られたものだったようだ。ラポルタ氏のチームの一員であるエレナ・フォート氏が明らかにしている。

「写真を撮った少女の母親は、ラポルタに『彼女を雇うかどうかを確認するように』と言い、それにラポルタが『18歳になったら』と答えた。映像が文脈から外れて撮影されていることに憤慨している」

 また、未成年と思われた女性についても、同行した女性が「少女」と呼んでいたためにラポルタ氏がそれに乗っかっただけだという。

 そして話題の中心となった女性もツイッターで名乗り出て、自ら真相を告白。「私はジョアン・ラポルタとの動画に出ている女の子です。“少女”は30歳です。叔母はいつも私のことを“少女”と呼び、彼はその“少女”との写真を頼まれたため、あの冗談を言ったんです」と説明した。

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