J1名古屋グランパスMF長沢和輝(29)が8日、柏レイソル戦(10日、三協F柏)へ向けたオンライン取材に応じた。

今季浦和レッズから完全移籍で加入。ボランチとして活躍が期待される元日本代表は、柏の要注意人物にMF江坂任(28)の名を挙げ「中盤で能力があるし、嫌な所に顔を出して入って来る。ボールを持った時にゴールに直結するプレーができるので抑えていきたい」と警戒した。

名古屋で求められているボランチの役割については「守備に穴をつくらないことや、ビルドアップでパスをつないだ時の前の選手へのボール供給。全体的な攻守のバランスが求められていると思う」と理解する。

その上で、リーグ開幕戦で2得点のFWマテウス(26)らタレントが多い攻撃陣を生かすことには「前の選手は1対1でも相手をはがせる。パスをスムーズに配球できればより個性が出ると思うので、ボランチやDFライン、GKからしっかり配球することが大事」と意識。的確なかじ取りで3連勝へ導く覚悟だ。