ミランがUEFAヨーロッパリーグの出場を辞退するようだ。イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』が伝えている。
今シーズンセリエA5位で終えていたミラン。チャンピオンズリーグの出場権は獲得できなかったが、EL出場権を確保していた。
しかし、今回の報道によるとミランはファイナンシャル・フェア・プレー（FFP）制度違反の処分までの猶予期間を引き延ばすためにEL出場を辞退する方針のようだ。
ミランは昨年に引き続きUEFA（欧州サッカー連盟）からFFP違反を指摘されており、EL参加禁止処分を受けるも、スポーツ仲裁裁判所（CAS）に上訴し、処分の保留が決定。そのためEL参加が認められていた。
そんなミランはそのEL出場権を利用し、UEFAと和解協定を結ぶことで収支のバランスを整えるための時間を作ろうとしているようだ。
なお、ミランがEL辞退することになればセリエA6位で予選からの参戦予定だったローマがグループステージから参戦し、7位のトリノが予選から参戦することになる。
コメントランキング