ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、主将セルヒオ・ラモスの去就は今月中に決着か!今夏フリーでの退団濃厚

セルヒオ・ラモス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの去就は今月にも決着を迎えるようだ。6日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。今季は数度の負傷離脱がある中でここまで18試合に先発出場していたが、今年1月中旬に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペインスーパーカップ)準決勝・アスレティック・ビルバオ戦に出場した際に左ひざを負傷。当初は経過観察を行っていたが、回復が思わしくないことから先月に手術に行っており、現在は復帰に向けてコンディションを上げている。

 一方、同選手とレアル・マドリードの現行契約は今年6月に満了を迎えるものの、現時点で新契約締結の合意には至っておらず、かねてから今夏退団の可能性がささやかれている。その中、『マルカ』はフロレンティーノ・ペレス会長とセルヒオ・ラモス本人が2度話し合いを行ったが進展はなかったと主張。くわえて本人が自身の去就についてできるだけ早く決断することを望んでおり、来週にも何らかの決定が下される可能性があるという見解を示している。

 なお、レアル・マドリードはフランス代表DFラファエル・バランとの契約延長交渉も進んでいない模様。バランとの現行契約が2022年6月で満了を迎えることを踏まえ、今夏に放出する可能性が伝えられている。