J1・FC東京の長谷川健太監督(55)が5日、非公開練習後にオンライン取材に応じ、6日のC大阪戦(味スタ)に向け「奪った後の1本目のパス」をポイントに挙げた。
浦和に1-1で引き分けた2月27日の開幕戦は持ち味のカウンター攻撃を繰り出せず、「推進力が全くなかった」と試合後に反省。今週は、守備から攻撃に移る際の最初のパスの精度にこだわってきた。素早く前線にボールを供給し、相手の陣形が整う前にゴールを陥れる狙いがある。
「ホームで勝っていかないと優勝には手が届かない。アグレッシブに戦っていきたい」。リーグ戦のホーム開幕戦で今季初勝利を挙げる。(山下幸志朗)