国際的な監査法人のデロイトは26日、世界のサッカークラブの2019~20年シーズン収入ランキングを発表し、2年連続で1位のバルセロナ(スペイン)が前年より1億2570万ユーロ(約158億円)減の7億1510万ユーロになるなど、ビッグクラブも新型コロナウイルスの影響を受けた。
2位はレアル・マドリード(スペイン)で、欧州チャンピオンズリーグを制したバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が3位に浮上。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は最も大きい1億3110万ユーロの減収で4位に後退した。
欧州五大リーグの強豪で占められる1~14位の顔触れは変わらず、15位にゼニト(ロシア)が入った。主に放送権と入場料収入が大幅に落ちてトップ20で合計11億ユーロの減収となり、引き続きコロナ禍の影響を受ける今季終了までに20億ユーロを超えると見込まれている。(共同)