J2ジュビロ磐田の小野勝社長(61)と鈴木秀人強化部長(46)が25日、磐田市役所を訪れ、渡部修市長(69)に今季の「始動あいさつ」を行った。

チームは18日に始動。小野社長は「非常にいい雰囲気で練習ができています」と報告した。目標でもあるJ1昇格に向けて「どんな相手がきても今年は勝たなければいけない」と決意を口にした。

チームは27日から鹿児島県でキャンプを行う。16日間の日程で3度の練習試合を行う予定。2日の鹿屋体育大との試合が新チーム初の実戦で、6日にはJ1清水エスパルスとの「静岡ダービー」も控えている。

今季はクラブのレジェンドでもある元日本代表FWの中山雅史コーチ(53)が就任。鈴木強化部長は「言葉に重みがある。若い選手はこれから変わっていくと思う」と強調。渡部市長は「期待できるムードがある。今年はJ1昇格(を決めること)が使命だと思う。プレッシャーを力に変えて頑張ってほしい」と激励した。【神谷亮磨】