大学サッカーの全国大会アタリマエニ杯は23日、東京・味の素フィールド西が丘で決勝が行われ、今季から札幌に加入するGK中野小次郎(21)が所属する法大は東海大に0-1で敗れた。

副主将の中野小はフル出場。後半27分にCKからゴール前で混戦になり、こぼれ球を押し込まれ先制点を献上した。ラストプレーのCKではパワープレーで攻撃に参加。自らシュートを狙ったが、決めきれなかった。

大学最後の試合を終えると、「すごく悔しい気持ちが残るし、最後に優勝して終わりたかった」と残念がった。次はプロの世界での挑戦が始まる。「この悔しさをバネにJリーグで活躍して、応援してくださった人々にいい感動を与えられれば」。身長2メートルの大型ルーキーは気持ちを切り替え、沖縄キャンプ中の札幌に合流する。