J2東京ヴェルディは23日、オンラインで新体制発表会見を行った。昨年12月に就任した中村考昭社長(48)が公の場で初めて発言。

昨年末、羽生前社長らがクラブを去り、中村社長らのゼビオが親会社となった経緯について、クラブの株式が100倍規模で新規発行され、取得先が不明瞭なまま売却可能になる危険があったからだと説明。その上で「危機は去り、経営は安定化、盤石化しました。今後は選手がプレーに集中できる環境をつくっていきたい」と強調した。また江尻篤彦強化部長は今後の中期ビジョンについて説明。21~23年の間にJ1昇格し、24~25年にJ1定着、ACL出場するのが目標だとした。