全日本大学女子サッカー選手権で準優勝した静岡産大の本田美登里監督(56)らが20日、磐田市役所を訪れ、渡部修市長(69)を表敬訪問した。今月6日の決勝では帝京平成大(千葉)に0-1で惜敗するも、準優勝は県勢初の快挙だった。同大の過去最高成績はベスト8。大会成績を報告した本田監督は「目標はベスト4だった。それを打ち破ってよく戦ってくれた」と選手たちをたたえた。

この日は磐田東高出身のFW藤田桃加(4年)とDF彦坂桃花(3年)の2選手も出席。藤田は大会通算3得点を挙げるなど、エースとしてチームを引っ張り、「決勝で戦えた経験は大きかった」と振り返った。新チームは26日に始動予定。悲願の初優勝を目指して新たなスタートを切る。渡部市長は「こういう経験をして歴史を積んでいく。これからも頑張ってほしい」と激励した。【神谷亮磨】