Jリーグ屈指の多国籍軍誕生だ! J1ベガルタ仙台は20日、ポルトガル1部ポルティモネンセU-23からセルビア出身の202センチGKストイシッチ(23)と同2部FCヴィゼラからガーナ出身のFWエマヌエル・オッティ(24)の加入内定を発表した。両選手は政府の新型コロナウイルス感染症に関する新規入国制限措置を受け、入国可能になり次第来日し、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ。

仙台にはスペインのMFクエンカ、ポーランドのGKスウォビィク、モザンビークのDFシマオ・マテ、キュラソーのFWマルティノスがおり、日本含め7カ国出身選手がそろった。

202センチのストイシッチは200センチの札幌GK中野小次郎を抑えてJ1史上最長身選手となる。Jリーグ全体では15~18年にJ3鳥取に在籍した205センチFW畑中槙人、11、12年にJ2千葉に所属した204センチFWオーロイに次ぐ歴代3番目の長身だ。クラブを通じて「今回の移籍は私自身にとって、大きな1歩です。すばらしいシーズンにできるよう最善を尽くします」。オッティは「偉大なクラブであるベガルタ仙台の一員になれることを幸せに思います。成功を勝ち取りましょう」とコメントした。

またJ2長崎からドリブラーのMF気田亮真(23)の完全移籍での加入も発表した。