サッカー女子のイングランド・リーグカップは13日、英国のバースで準々決勝の1試合が行われ、アストンビラに加入した日本代表の岩渕真奈が敵地のブリストル・シティー戦で0-2の後半28分から公式戦初出場した。左MFでプレーし、決定機を相手に防がれて初ゴールはならなかった。試合は1-2で敗れた。
岩渕はデビュー戦ゴールを奪えなかった。0-2の後半37分にこぼれ球を右足で合わせたが、ゴールライン上でDFにクリアされ「ゲームを変えてと言われて入ったので、あそこで決めていたら…」と悔やんだ。
ドイツに続く2度目の海外移籍で渡英。「年末に来てまだ期間が短く難しかったが、スタートとして試合に出られたのは良かった」とイングランドでの初戦を前向きに総括した。低迷するチームの救世主として期待される技巧派は「ドイツとも日本とも種類が違うので、回数を重ねて慣れないといけない」と意欲を口にした。(共同)