メッシの残留には悲観的 バルセロナ次期会長候補が発言

スポーツ報知
メッシ(ロイター)

 今季一杯でバルセロナとの契約切れとなり、来夏の去就が注目されるリオネル・メッシ(33)について、バルセロナ次期会長候補が残留には”悲観的”と発言した。

英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、次期バルセロナ会長候補のオーガスティ・ベネディット氏(Agusti Benedito)(56)がESPNのインタビューに応じ、「メッシが残留すれば、それはクラブにとって最良の知らせとなるが、私はあまり楽観的ではない」と語り、メッシの去就について私見を述べた。

 バルトメウ会長の辞任に伴い、今月1月24日に行われる会長選挙に立候補しているベネディット氏は「メッシは将来について明らかにしていない」と話し、昨年8月に移籍届けをクラブに提出したアルゼンチン代表FWの希望が今も他クラブへの移籍にあると示唆。残留については「本音を言えば悲観的だ」と結び、メッシの離脱を半ば容認した形になった。

 この次期会長候補の発言を受けて、「サン」紙はメッシの移籍先はプレミアのマンチェスター・Cが”最有力”と報道。まずその根拠として元恩師のグアルディオラ監督が指揮を取ること。それに加え、先日、メッシ本人がスペインのテレビ局のインタビューに応じ、アメリカ移住を希望する発言をしたことから、マンチェスター・Cのオーナー・グループがMSLのニューヨーク・シティFCのオーナー・シップも所有することを伝え、メッシの最終的な希望を叶える基盤が整っていると指摘した。

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