【高校サッカー】市船橋が1点を守り切り16強! 木内は2戦連発3得点目「少ないチャンスを決めきれた」
スポーツ報知
◆第99回全国高校サッカー選手権▽2回戦 市船橋1―0那覇西(2日、フクアリ)
選手権では過去優勝5回を誇る名門の市船橋が那覇西を1―0で下し、2回戦を突破した。前半19分にDF木内拓海(3年)が決めたゴールを守り抜いた。
前半19分、背番号10のMF佐久間賢飛(3年)からパスを受けた木内がペナルティーエリア左から右足でゴール右上に突き刺し、先制に成功。左利きだが右足できれいな弧を描き、ネットを揺らした。「佐久間が丁寧なボールをくれた」と仲間のアシストに感謝し「感覚で振ったら入った。少ないチャンスを決めきれて良かった」とホッとした表情を見せた。
1回戦でも2ゴールを決めており、2戦連発でチームを16強に導いた。本来は左サイドバックの選手だが、攻撃力も見込まれ、地区大会の頃からは左サイドハーフでの起用。波多秀吾監督も「最近は(得点から)離れてたのでようやく(感覚が)戻ってきたなと。大舞台で発揮してくれてうれしい」と目を細めた。
なんとか1点を守り切ったが、追加点を奪うことはできず。相手のミスで失点を免れたシーンもあり、試合運びや守備の部分でも課題が見つかった。2日連続で迎える3回戦の相手は仙台育英。木内は「これだけで満足せず結果を残せるように頑張りたい。課題をチームで共有していい準備を」と言葉に力を込めた。
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