U―17、20W杯の中止決定に選手落胆…西川潤「頭が真っ白に」松岡大起「割り切るしかない」
スポーツ報知
2021年に開催予定だったU―20W杯(5月・インドネシア)、U―17W杯(10月・ペルー)の2大会がコロナ禍で中止になったことを受け、U―20W杯に向けて千葉県内で合宿中のU―19日本代表候補の選手から落胆の声が聞かれた。
19年に飛び級でU―17、20W杯の2大会に出場したMF西川潤(C大阪)は「(去年)2大会を経験させてもらって、素晴らしい大会だと身に染みて感じていたので。このメンバー、このチームであの大会に出たかったというのが率直な気持ち」と心境を明かした。MF松岡大起(鳥栖)は「決まったことは変えられない。一人ひとりが成長して高いレベルでやれるようにと選手同士で話していた。割り切るしかない。うまくなるため、成長するために、より高いレベルでプレーできるように切磋琢磨してやっていかないといけないと思っている」と語った。
選手にはこの日のミーティングで大会中止が伝えられたという。西川は「突然だったので頭が真っ白になったというか、やってやろうという気持ちもあったので、悔しいなという思いがあった。このチームで出たかった」と悔しさをにじませた。
FIFAは24日、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に2大会の中止を発表。次回開催の2023年に開催地を引き継ぐとした。オンラインで会見した日本サッカー協会の反町康治技術委員長は「寝耳に大洪水。コロナウイルスを憎く思う。残念です」とコメントした。