【U―23代表】初招集のMF安部柊斗、森保一監督とピッチで“個人面談”「もっと怒鳴ったりという印象はあったけど…」

スポーツ報知
U-23日本代表候補合宿に初選出されたF東京・安部柊斗

◇サッカー U―23代表候補合宿・2日目◇23日・千葉県内

 東京五輪世代のU―23日本代表候補のMF安部柊斗(23)=F東京=が23日、オンライン取材に応じ、五輪メンバー入りへ生き残り意を語った。

 世代別代表を含めて初招集。この日の午前練習後には、森保一監督(52)とピッチで“個人面談”する場面もあった。今季は明大卒1年目としてプレーし「今年1年やってみて、自分にできたことや課題、ポジションの話、ACLでのことを世界基準にという話をしていた」。ポジションについては「トップ下とかだと2列目の飛び出しをやってほしいと言われた。走力を評価してくれている。飛び出し、もう1回絡むであったりというプレーをしていかないとと思った」と語った。

 指揮官の印象については変化があったという。「自分のやりたいことをしっかり選手に伝えて、求めてくるなという印象だった。もうちょっと怒ったり、怒鳴ったりという印象はあったけど、そこまで言ってこないんだなと思った」とイメージに少しギャップがあったと明かした。

 今季はコロナ禍の過密日程の中でリーグ戦27試合に出場し、ACLも経験した。今合宿初日のゲーム形式の練習では本職のボランチやインサイドハーフではなく、4―2―3―1のトップ下でプレー。「普段のポジションと見える景色は一緒なので、そこまで困らずできた。本職じゃないところでもできる選手が上にいける選手。与えられたポジションで役割を全うすることを意識していやっている」と自信をのぞかせた。

 自身の持ち味は「1つは運動量。守備も得意としているけど、攻撃で得点に絡んだり得点を取るプレーが大事」。約7か月後に迫る五輪について「通過点であって、ゴールではない。後にA代表に食い込んでいきたいので、まずは五輪に出るというのがある」と逆転メンバー入りへ力を込めた。

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