年俸わずか120円でJ3のYS横浜でプレーしていた異色のJリーガー安彦考真(42)が20日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で行われた藤枝戦後、現役引退と格闘家への転向を表明した。「まだまだ挑戦し続ける。第二章をスタートさせる」と宣言した。
2018年にJ2水戸と契約。Jリーグで3年間プレーし、初先発となったこの日は前線で泥くさく体を張って1-0の勝利に貢献した。
再び異例の挑戦に打って出る心境について「世の中のどんよりしたものを打ち壊したい」と説明したが格闘技経験はゼロ。「おっさんの体からアスリートになったが、今度はファイターにならないと」と気合を入れた。